小学生の間、ずっとメダロットというゲームにハマっていました。
ドラクエやポケモンを差し置いて、最も筆者がハマっていたゲームこそがメダロットです。
そんなメダロットのスマートフォン版がつい先日リリースされた、ということで、早速ダウンロードして遊んできました。
メダロットS、始めました! pic.twitter.com/AU1H9Sw74a
— tinder婚(予定)のヒロセ (@late_hirose) January 23, 2020
メダロットといえば、登場人物に兄弟がおらず、少子化が進んだ世界を描いた、割とリアルな作品であったため、一人っ子の筆者にはドンピシャでハマってしまい、ゲームもアニメも楽しみ尽くした記憶があります。
特に、メダロット4はゲームソフトの電池がなくなるまで遊んで、最後はゲームソフトがセーブできなくなり、データが消え、発狂してソフトを叩き壊した淡い記憶もあるくらいですから、相当メダロットにはまっていたわけですね。
当時はポケモンやドラクエがブームの中、「何を言っているんだ、俺はメダロットだ!メダロットこそが至高のゲームだ!!」と思い込んでいたわけですが、ロボット という女性受けを全くしない要素がメインであったため、女性票を獲得することができず、いつの間にか萌えゲー化してしまったのがメダロットでした(泣)
メダロットSでは、筆者がプレイしていたメダロット1〜5のキャラクターが再登場する!ということもあり、15年以上越しにメダロットで遊んでみました。
メダロットの重要な要素がなくなっているのにガッカリ…
メダロットといえば、ロボトル(ロボを使ってバトルすること)です。
そして、ロボトルに勝つと、相手が所有しているパーツをランダムで一つもらえる、というルールがありました。
ポケモンで例えると、ポケモンバトルで勝った相手が使用していたポケモンの、頭、右腕、左腕、脚部(下半身)のどれかをもらえる!というシステムですね。
ポケモンで例えると、ちょっとグロかったです。
メダロットSの、一部のロボトルでは、ロボトルに勝てばパーツをもらえるのですが、過去のメダロット1〜5に関しては、どのロボトルでも、ロボトルに勝てばパーツがもらえる仕様であり、ロボトルに勝って手持ちのパーツを増やしていくゲームだったので、その根本が揺らいでしまったのは残念でした。
また、そのほかにも、ロボトルの大事な仕様が変更になっていた点が、昔からのファンにとっては残念極まりなかったです。
- 「なぐる」「がむしゃら」は攻撃できる相手を選べなかったのに、選べるようになった
- リーダーが分かっていたからこそ緊張感があったのに、リーダーが分からないようになった
- 「ミサイル」「バグ」が強化されすぎていて、クソゲー
- 課金をすれば最初から強いパーツが使えるようになってしまっていて、ストーリーを進める意味が感じられない
もしかすると、これからメダロットSを始める人にとっては、今のメダロットSの遊び方の方がウケがいいのかもしれません。
しかし、過去にメダロットのプレイ経験がある人間からすると、メダロットであって、メダロットでないような感じが伝わってきて、純粋に楽しむことができなくなっていた点が非常に残念です。
課金がからむスマホゲームだからしょうがない部分があることは理解しつつも、メダロットである以上は、メダロットの良さを殺さずにゲーム設計をしてほしいと思ってしまいました。
歴代のキャラクターと再会できて感動した!
筆者はメダロット1〜5までプレイをしたのですが、メダロットはドラクエのように、ナンバリング(数字)が変わると主人公も変わります。
- 1(無印)はアガタヒカルが主人公
- 2〜4は天領イッキが主人公
- 5はコイシマルが主人公
そのため、メダロット5をプレイした時は、天領イッキロスがあり、「イッキがいないメダロットなんて、メダロットじゃない!」と思ってしまったこともありました。
メダロットSでは、ヒカルも、イッキも、怪盗レトルトも、コイシマルも、そして、筆者の初恋相手である、純米カリンちゃんもいます!!
当時はメダロットが好きすぎて、「子供ができたら、イッキって名前にしよう」とか、主人公のイッキがふがしとウエハースが好きで、目玉焼きにはマヨネーズをかけて食べる特徴があったので、全力で真似をしていたりした淡い記憶を思い出しました。
メダロットといえば、「小学生がメダロットを使って世界を救う!」というのが、メダロット1〜5を通じて、世界観・ストーリーの根底に存在していたんですよね。
なので、メダロットが発売した当時、小学生だった筆者は、「主人公(イッキ、ヒカル、コイシマル)スゲー!俺も世界を救うんだ!!キャッホー!!!」という思いでメダロットに熱中していたのですが、メダロットSはヒロインの女の子とイチャイチャしているだけで、ストーリー性を感じないんですよね。
【メダロットS情報おさらい①】
現時点で発表されている、「メダロットS」の新メダロット機体および新キャラクターは以下の通り。
・新主人公機体:クロスメサイア
専用メダル :ゼロメダル
・主人公 :大隅アラセ
・ヒロイン:輝夜ヒサキ #メダロットS pic.twitter.com/3WkfEq1TEr— 【公式】メダロットS (@medarot_S) September 3, 2019
確かにヒサキちゃんは歴代ヒロインの中では、群を抜いて抜群に、純米カリンちゃんの次に可愛いビジュアルの持ち主ですが、俺はメダロットを通じて世界を救いたいんだ!エロゲー、ギャルゲーがやりたいわけじゃないんだ!!というお気持ちです。
メダロットファンなので、メダロットSでしっかり遊んでます。
メダロットSをディスってきましたが、あくまでも筆者は1メダロットファンです。
生まれた時から、メダロットともに人生を歩んできた一人なので、メダロットSもしっかり遊んでます。
ストーリーを進めて、ガチャも50回は回しましたし、ランクも10になりました。
なんとかファンシーエールたそもゲットし、楽しいメダロットSライフを送っています。
しかし、こう、歴代のメダロットファンの胸に熱く語りかけてくるような、熱い何かをメダロットSから感じとることができなかったのも事実です。
よくあるソシャゲー、スマホゲームのメダロット版という感じでしょうか。
もし、この記事をメダロットSを開発した人が読んでくれたのなら、メダロット4をベースに、メダロットSの続編を作ってください。
メダロット4の世界観、昨日の敵は今日の戦友(とも)感、さらわれたカリンちゃんを取り戻す!のが、メダロットの醍醐味ってもんでしょうよ。
合意と見てよろしいですね?
ロボトルファイト!
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