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転勤経験者が語る、カネカ( #カガクでネガイをカナエル会社)の横暴さ

 

自分も転勤で嫌な思いをしたことがあり、今回のカネカ騒動の件について思う所を書き記そうと思った次第です。

 

 

カネカが炎上している理由

カネカが育休明けの男性に対して、転勤の内示を出す

上記夫の妻のツイートより

 

 カネカの公式ホームページより

本件では、育休前に、元社員の勤務状況に照らし異動させることが必要であると判断しておりましたが、本人へ内示する前に育休に入られたために育休明け直後に内示することとなってしまいました。

 

双方で認識が合っているのは「育休明けに転勤の内示が出た」という箇所のみ。

 

カネカが沈黙を決め込んでいる箇所

有給の取得を拒否

 

 

 告発した女性とカネカで認識が食い違う箇所

パタハラに該当するかどうか

カネカ側の主張

 

要約すると、「転勤の内示のタイミングによっては、育休明けになることもあるし、全く問題ないよね。」

 

元社員のご家族は、転勤の内示が育児休業休職(以下、育休とします)取得に対する見せしめである、とされていますが、転勤の内示は、育休に対する見せしめではありません。また、元社員から5月7日に、退職日を5月31日とする退職願が提出され、そのとおり退職されております。当社が退職を強制したり、退職日を指定したという事実は一切ございません。

 

3. 当社においては、会社全体の人員とそれぞれの社員のなすべき仕事の観点から転勤制度を運用しています。 育児や介護などの家庭の事情を抱えているということでは社員の多くがあてはまりますので、育休をとった社員だけを特別扱いすることはできません。したがって、結果的に転勤の内示が育休明けになることもあり、このこと自体が問題であるとは認識しておりません。

 

本件では、育休前に、元社員の勤務状況に照らし異動させることが必要であると判断しておりましたが、本人へ内示する前に育休に入られたために育休明け直後に内示することとなってしまいました。

 

 

セクハラって、「する側」がどう思ったかじゃなくて、「される側」がどんな思いをしたかによって、セクハラかどうかが決まるんですよね。

だから、育休明けに転勤の内示を伝えたこと自体がパタハラなんじゃないか?と思うわけです。

 

それが育休前に決まってようが決まっていまいが、育休明けに伝えてしまったこと自体に問題があるわけなんですが、カネカ側は全くそうは思っていないようですね。

 

内閣府制作のセクハラ防止ポスターにも、このように書いてあります。

 

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「セクハラを決めるのは、あなたではない!」と。

 

もう皆さんお気づきのことかと思いますが、カネカは社員に配慮していない会社だということが分かります。

 

元社員の転勤及び退職に関して、当社の対応は適切であったと考えます。当社は、今後とも、従前と変わらず、会社の要請と社員の事情を考慮して社員のワークライフバランスを実現して参ります。

 

カネカの考えるワークライフバランスって、一体何なんでしょうか?

 

 

 

転勤の内示から1~2週間程度で着任させようとすること自体が間違っている。しかもゴールデンウィーク(10連休)を挟んでいるのに。

 

ぼくが転勤した際も、ゴールデンウィーク前に内示をもらい、ゴールデンウィーク明けから転勤先の事務所に出社が決まっていました。

 

そのため、今回告発された方の大変さが少しだけわかります。ぼくの場合は単身だったのでまだ楽だと思いますが、告発された方はご結婚されていて、お子さんが二人いて、しかも新居を建てたばかり。

 

そんな状況で1~2週間後に出社ヨロシク!は横暴すぎるんじゃないかと思うわけです。

 

まず、ゴールデンウィークなので、不動産屋さんがやっていません(笑)あるいは、不動産屋が営業していたとしても、オーナーさんや審査会社が営業していなかったりするので、賃貸契約が全く進まないんですよね。

 

しかも2019年のゴールデンウイークは10連休じゃないですか。

例え、一週間赴任の期限を延ばされたところで、10連休もあるわけですから、何も進まないわけですよね。

 

実際にぼくもこのタイミングで引っ越し先のマンションを探して、契約して、赴任先で出社するまでには引っ越しもしないわけです。

 

確か、物件の契約が長引いてしまって、赴任して一週間はホテル暮らしでした。

 

単身だからいいものの、これで家族もいたらもっと大変になることぐらい、簡単に想像がつきますよね。

 

もしかしたらカネカには社宅があって、単身赴任の場合は社宅に住める?のかもしれませんが、ぼくの場合は社宅などなく、自分で契約をしなければいけなかったため、非常に大変だった記憶があります。

 

仕方がないので有給を使って、無理やり休んで帳尻を合わせないとホテル代を自腹で切らないといけなかったりもしました。

 

なので、発令から着任までの期間は、一般的には1~2週間程度と言われても、そもそも1~2週間では足りません。

 

しかも、仕事を休んで家を探しに行く必要があるわけですから、とてもじゃないですが現実的にはかなり大変です。というかぼくの場合も大変でした。

 

というか大変なので、転勤の内示から赴任まで1ヵ月くらいは期間を空けてもらえると転勤する人にとっては凄く助かります。

 

 

 

勤務状況って具体的になんなの?

カネカのホームページに記載されている文章でを見て、引っかかるポイントがありました。

 

  • 本件では、育休前に、元社員の勤務状況に照らし異動させることが必要であると判断しておりました
  • 着任日を延ばして欲しいとの希望がありましたが、元社員の勤務状況に照らし希望を受け入れるとけじめなく着任が遅れると判断

 

勤務状況がどうだと異動させることが必要なのか、けじめなく着任が送れると判断されたのか、見ている人にとっては全く不明ですよね。

 

文章から察するに、勤務態度が良くなかったのかな?と邪推してしまいそうになりますが、きちんと明記してもらえないと、何が真実で何が嘘なのか全く分かりません。

 

例えば、遅刻や上司に無断で有給をとることが多かった…と記載があれば、カネカ側が着任日を延ばして欲しいとの希望を却下したことについて理解はできます。

 

しかし、勤務状況 とだけ書かれても、どういう状況で勤務していたのか?は読んでいる人にとっては全く分からないわけです。そのうち、元社員の同僚が週刊文春にでも出てきて、「あいつは勤務時間の間、ずっとパズドラをしているような男だった。会社の判断は正しい。」とでも言うんでしょうか?

 

会社は悪くない!と主張するのであれば、個人が特定されない範囲で会社が正しいと書くべきなのでは?と突っ込みたくなります。少なくとも、社外の元社員の勤務状況を知らない人間から見たら、「?」以外に思うことはないでしょう。

 

 

 

転勤制度自体が非常に古臭い制度なので、さっさと廃止になってほしい

転勤先で部長に「東京に戻してくれ!地方は嫌だ!!」と直訴したら、「サラリーマンは転勤がつきもの。転勤がない会社はベンチャーとかショボい会社しかない。転勤が嫌なら、会社を辞めるしかない。だってみんな我慢して転勤してるもの。」と諭された経験があります。

 

古臭い人が多い会社だと、「転勤=サラリーマンの勲章」とでも思っているんですよね。本気で。

 

そして、今どきの若者にも転勤を強いるという、負のスパイラルから抜け出せないでいます。

 

自分が上司の年齢になったら、転勤制度はなくそう!と思っていたのですが、その前に会社を辞めてしまいました。

 

今は外資系の会社で働いてるので、転勤の心配はありません。

 

 

転勤って、昭和の時代の遺産なんじゃないかと思うんですよね。

男は働いて、女は家事をして、で何とかなった時代の話です。

 

今は令和ですが、男も女も共働きが前提で、かつ子どもは三人産んでくださいという、かなりハードル高めな人生設計を期待されている世の中において、転勤という制度は非常に不合理だと思うんですよ。

 

しかも、転勤をさせると会社も社員に対してかなりお金を使うことになります。

 

例えば、ぼくが前に働いていた会社では、転勤で50~100万円が社員に支払われていました。それにプラスして、現マンションの解約に際しての違約金、赴任先と現地域との往復の旅費(確か2往復まで)、引っ越しにかかる費用を会社が負担します。

 

そのため、一社員を転勤させるのに、75~120万くらいはかかるわけですから、そんなにポンポンポンポン転勤させるものでもないと思うんですよね。どういう計算式の元、転勤をさせた方がメリットがあるとなっているのかはわかりませんが。

 

しかも、今回の元社員さんは単身赴任になるので、帰宅旅費や社宅(住宅手当)の大将にもなると思うんですよ。なので、毎月ウン万円上記金額に上乗せをされるわけです。

そうまでして、社員を転勤させるメリットって、一体どこにあるんでしょうかね。

 

実家のある地域にUターンさせるとかならまだわかるんですがね。

 

会社が、社会が、一人ひとりにとって働きやすい環境になることを祈っています。