いつまで田舎にいるの?

No more 地方転勤と田舎。Welcome 東京生活。

「困っていたり、辛いことがあれば、社会は手を差し伸べるし、何かしらできることはある」という嘘。

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川崎19人殺傷事件について、社会福祉士の藤田孝典さんが、

 

川崎殺傷事件「死にたいなら一人で死ぬべき」という非難は控えてほしい

という内容でヤフーに記事を書いていた。

 

news.yahoo.co.jp

 

 

今回はこの記事に記載されている内容について、違和感を感じたので記事にしようと思った。

 

上記の記事で、

 

類似の事件をこれ以上発生させないためにも、困っていたり、辛いことがあれば、社会は手を差し伸べるし、何かしらできることはあるというメッセージの必要性を痛感している。

 

と記載されているが、率直に感想を言えば、全くの嘘であり、他人に責任転嫁してばかりの人間を増やしかねない内容だなと思った。

 

というのも、自分がこれまで生きてきた中で、程度の差こそあれど、「自分が困ったときや辛いことに直面したとき、社会は手を差し伸べてはくれないし、できることはほとんどない。」と痛感する機会が多かったからである。

 

 

 

 

例を上げると、私が新卒で入社した企業で地方転勤になったときの話がある。

 

縁もゆかりもない土地(住んだこともなければ、旅行に行ったこともない土地)に、同期のなかでただ一人配属になり、かつ単身赴任で超超超孤独だった。

 

この状況を何とかすべく、人事やら直属の課長、部長、更には労働組合にも相談をしたが、「君の気持ちはわかるけど、サラリーマンに全国転勤はつきもの。それに、ここ(転勤した地域)ってそんなに悪い所かな?」という何の解決にもならない話をされて終わった。

 

詳細:東京に異動したくて色々やったけど結局ダメだった話

 

 

彼らの言い分はいつもこうだった。

 

「何か辛いことがあったら、相談に乗るよ(※ただし異動も転勤もダメ)

 

何の慰めにもならなければ、解決にもならない、ハッキリ言って無駄な時間を過ごしてしまったと今でも強く後悔している。

 

結局、地方に転勤になってから一年と数か月で転職して東京に戻ってきてしまった。

 

上記のように、「自分が困ったり、辛いことに直面したとしても、結局問題の解決ができるのは本人以外にいない。」ということを、地方転勤で学んだのだった。

 

だから、困っていても、辛いことが合っても、社会は決して手を差し伸べてくれることはないし、何もできることはないと思う。

 

少なくとも、自分のことに自分以上に親身になって接してくれる人などいないし、そういう人に頼ろうとしたところでいないのだから無理なのである。

 

 

地方転勤の話を例に挙げて、「困っていたり、辛いことがあれば、社会は手を差し伸べるし、何かしらできることはある」という話は嘘だと主張してきたが、何も地方転勤に限った話ではないと思う。

 

自分が病気になったときだって本人にしか分からない苦しみがあったり、失恋したときの悲しみだって、他人がどうこうできる問題ではない。

 

何か解決策があるとすれば、「自分で何とかする」ということ。

 

これは別に、困っている人や辛い状況に陥っている人の背中を蹴っ飛ばしたいわけではなく、「自分のことは自分で何とかするしかないから、前を向こう」と言いたい。

 

もちろん、自分の力ではどうにもならないことだってあるとは思うが、原則として自分の抱えている課題や悩みを解決してくれるのは自分しかいないのだから、他人に当たってもしょうがないし、他人に期待してもしょうがない。だって他人なのだから。