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【ネタバレ有】映画『9月の恋と出会うまで』を観てきた感想~好きな人を想う気持ちは過去も未来も変えてしまう~

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今回は、映画『9月の恋と出会うまで』を観てきた感想です。

 

タイトルから既にネタバレしていますが、今回はネタバレを含む記事になっています。

 

そのため、これから『9月の恋と出会うまで』を観ようと思っている人、観たいと思っている人は読まないでください。

 

なぜなら、この記事を読まない方が、劇場で楽しく映画を観られるからです。

 

 

 

 

 

『9月の恋と出会うまで』のざっくりとしたストーリー

 

主人公の志織(川口春奈)と平野(高橋一生)のラブストーリーです。

平野の思いが時空を超えて志織のもとに届き、そこから志織の未来が変わっていきます。

 

平野の努力の甲斐あって、いったんは志織の未来は良い方向へ進んでいくのですが、変わった未来と本来の未来の辻褄が合わないことにより、志織が消えてしまうという問題が発生します。

 

そこで、平野は志織が消えてしあわぬように、本来の未来と変わった未来の辻褄をなんとか合わせられるように、並々ならぬ努力をしていき、最後はめでたくハッピーエンド!2人が結ばれます。

 

 

『9月の恋と出会うまで』の見どころ

 

なんと言っても、平野が大好きな志織のために未来を変えよう!と奔走しているカッコイイ姿が見られるところです。

 

例えば、作中で志織に未来から語り掛けていた人が誰か?を志織と平野が探し始めます。

 

本来なら、志織の未来については志織だけが努力すればいいものの、平野は「自分のため」と言って最後まで志織の未来が変わるまで寄り添い続けます。

 

 

この平野の献身さに、映画館で心を打たれました。

 

 

こういう一途な思いこそが、恋愛にとってのあるべき姿、つまりは理想なんじゃないかな?と思いながら、ずっと目をそらさずにスクリーンを観ていました。

 

 

かつての自分を思い出させてくれるような、平野の献身さです。

 

 

自分語りになって申し訳ないのですが、ぼくには社会人1年目のときに付き合っていた女性がいました。

 

その女性とは、職場が近かったこともあり、昼休みは決まって一緒にランチしたり、ランチできない日は空き時間に電話したり、四六時中連絡を取り合っていました。

 

彼女が仕事で、ぼくが休みの日は、彼女が仕事が終わる時間に併せて料理を作って、職場の近くの公園で一緒に食べたりとか…

 

結局、2ヵ月足らずで、「私に非モテコミットしすぎ」と言って振られてしまったのですが、あの時の恋愛ほど楽しく切ない恋愛は、あれから4年が経とうとしている今でもありませんでした。

 

 

それからというもの、どこか打算的に恋愛をするようになってしまって。

 

 

自分がどう思うかより、相手がどう思うかを優先する。

 

と言えば聞こえはいいけれど、自分の気持ちや本音を隠して、ただひたすら相手に合わていくということ。

 

 

こういうスタンスで相手に接すると、不思議なくらいモテるようになります。笑

あるいは、こっぴどい振られ方をしないようになるんですよね。

 

むしろ、女心が分かってるだの、魅力的だの、誉め言葉ばかりをかけられるようになるのですが、残念なことに何が本心なのか?が全く分からなくなります。

 

 

思い返せば、ここ数年はそんな感じの恋愛しかしていなかったような気がします。

自分を取り繕って、相手にとって理想の自分を演じてばかりの恋愛を。

 

そして、自分に言い聞かせるんです。

 

「理想の自分が、本当の自分だ、と。」

 

 

 

そんな恋愛ばかりしていたからこそ、平野のまっすぐに相手を思う心と、好きな気持ちを受け入れて、それでも二人の最善のために努力する精神的なタフさにはただただ感涙しました。

 

 

 

自分が平野だったらどうしていただろうか?を考えれば考えるほど、映画の中に出てくる平野と同じ行動を採れないなと思うばかりでした。

 

 

 

 

 

俺がしたいのは、ナンパではなく恋愛なのかもしれない。

そして、映画を観ながら思ったことは、「俺がしたいことって、ナンパじゃなくて恋愛なんじゃないかな?」ということです。

 

志織と平野の関係を見て、素直に「いいなあ、うらやましいなあ」と思ってしまったんですよね。

 

 

志織と平野は、どこに行くにも二人で一緒でした。

 

 

二人で同じ目標、つまりは志織の未来を変えるという目標を掲げて、そのために日々色んな努力をします。

 

未来から声をかけてきた平野(通称シラノ)を探しに、志織が卒業した大学に一緒に行ったりしました。

また、徹夜をして、仕事を休んでまで、志織がこれから先も生きるためにはどうしたらいいのか?を考えてあげたり。

 

 

平野は終始、志織の未来を変えることを、「自分のため」といってごまかしていますが、本心は「志織のためなんだろうなぁ…」ということが随所で分かるのも見ていて辛い。

 

 

そして、来るべき未来のために、志織を突き放すシーンでは、涙が止まりませんでしたね。

 

 

お互いがお互いのことを好きなのに、別々の道を歩かなきゃいけないことがあるなんて、めちゃくちゃ悲しいじゃないですか。

 

ぼくは大体、ぼくは相手のことを好きだけど、相手はもうぼくのことを好きじゃない!みたいなケースで振られることが多かったので、「お互いがお互いのことを好きなら、付き合って!!」と思いながら見てしまいました。

 

 

そんな二人を見ているうちに、「ああ、恋愛っていいな」と本気で思ってしまったんですよね。

 

 

少なくとも、数年前まではちゃんと恋愛をしていたはずなのに、最近は好きっていう気持ちも感情もよく分からなくなってしまったなと。

 

具体的に言えば、好きじゃなくても好きと言えるし、女の子を口説くために好きという言葉を多用(※もちろん、好きになられて困る相手には言わないが)していたら、気が付いたら好きがなんなのかわからなくなってしまった感じがあるなと。

 

無論、これまでと比べれば、格段に女性とアレできる機会も増えたのは事実だし、経験人数も増えて、女性の扱いにも慣れてはきたのは間違いない。

 

 

でも、人として生きてる根幹の部分、つまり恋愛感情が消えていっているのが痛いほどよく分かりました。

 

 

 

4年前に付き合ってた子を超える子に、いつになったら出会えるのか。