いつまで田舎にいるの?

No more 地方転勤と田舎。Welcome 東京生活。

サラリーマンは本業を頑張れというけれど、それは理系技術職に限った話だよね

ããã¨ã¿ çµèº«éç¨ãã®ç»åæ¤ç´¢çµæ

トヨタの社長が「終身雇用難しい」と発言をしたことで、色々な人が今後の日本でどうやってサラリーマンを生きていくか?という話をしている。

 

敢えて言うなら、昨今副業「ブーム」がやってきて、サラリーマン+αの収入を持つ人が増えてきている印象を受ける。

かく言うぼくも、一応ブログを「副業」と位置付けて更新しているくらいなので、「副業ブロガー」の人も増えてきているんじゃないだろうか。

 

そんな中、「副業を頑張っても大したスキルが身につかないから、本業でスキルを身につけよう」と主張する人を何人か見た。

 

言っていることは確かにごもっともなのだが、彼らはきっと理系技術職なんじゃないかなと思う。

理系技術職であれば、恐らく自分の専攻と紐づく職種に就き、その職種を極めていくというのが理系サラリーマンにおける模範的な出世の仕方なんだと思う。

 

しかし、文系総合職はどうだろうか?

 

 

「総合」職なだけあって、何でもやらされる

立場を明確にしておきたいのだが、ぼくは文系総合職(2015年当時)だった。

 

文系総合職なので、基本的に入社してから研修が終わるまで、自分がどこの部署で何をするか全く分からない。

 

ぼくは文系なのでプログラミング言語のことはよく分からないが、理系技術職で例えるなら、PythonやC+、Java(間違ってたらすまん)など沢山ある中から、どの言語を担当するか分からないのと同じだと思ってもらったらいい。

 

なので、研修が終わるまでは自分が何をするのかも教えられないし、何もできない。

 

 

そんな状態で社会人生活がスタートする。

 

 

 

意にそぐわない部署異動によって、今まで身につけてきたスキル・キャリアが台無しになるのが文系総合職

恐らく理系の方々は口をそろえてこういう。

 

「本業でスキルを身につけよう!」と。

 

しかし、文系総合職(だった)ぼくからすると、「本業で身につけられるのは、社歴であってスキルではない」という風に思ってしまう。

 

というのも、「文系”総合職”」だけあって、総合的に色々やらされるからである。

 

 

ぼくの前職は日本を代表する大手通信系の企業だったが、2歳上の先輩が営業からプログラミング言語を扱う部署に異動になり、ゼロからプログラミングを勉強することになった。

 

本人も意図していなかった異動だったらしく、異動して1年も経たずに営業に戻ってきた。

 

ここで、「本業を頑張った」ところで、会社の意図によってキャリアが左右される危機に瀕しているのが文系総合職なので、会社と共に心中することになる。

 

にもかかわらず、盲目に「本業で結果を出すのが一番!」「本業が大事!!」というのは少々無責任ではないだろうか?

 

少なくとも、前職では本業を頑張っている人はたくさんいたと思うが、結果を出せるのは頑張っている人ではなく「天才的に仕事ができる人」で、頑張ったからどうこうなるレベルの話ではなかった。

 

 

また、いくら本業を頑張った所で、数年のうちにまた部署が異動になり、給料は上がるかもしれないが、また0から新しいスキルを身につけることになる。

 

理系技術職で例えると、Pythonを3年勉強して、本人がまだPythonを勉強したかろうが、勉強したくなかろうが、「次はJavaの部署に異動ね」と言われて、新しいプログラミング言語の勉強を始めなければいけない。

 

こんな異動がしょっちゅうあって、専門性なんて全く身につかないのが文系総合職なので、「本業でキャリアを築く!!」という考え方には同意しかねる。

 

というか、いくら頑張ったところで、「お前来月から商品の月販が何個か予測する部署な。営業?そんなんやる必要ない。お前はプログラミングだけやってりゃいいんだ」と言って、折角身につけた専門性すら会社に奪われてしまうのだ。

 

まあ、こうやって、会社以外では仕事ができない人を量産して、会社を辞める人を減らす努力をしているのだということは手に取るようにわかるが、とはいえ本人からしたら不本意な異動を定年まで受け入れなければならないので、スキルもへったくれもないと思う。

 

そもそも、頻繁に部署を異動することはキャリアにおいては死刑宣告なので、個人的には日系大企業のジョブ型でない労働の仕組みは看過できない。

 

なので、理系の方々が本業でスキルアップを…という気持ちも分かるが、文系総合職は本業でスキルアップをしようと思ってもできない現実があるんだよということを知ってほしいと思ったので、こんな記事を書いてみた。

 

かくいうぼくも、会社でスキルアップということは考えたが、一人ひとりの希望のキャリアなんて興味を持ってる余裕はないのが会社なのだ。