いつまで田舎にいるの?

日本を代表する大企業でのお先真っ暗な地方転勤に嫌気が差し、外資系企業に転職して東京から出ようとしない社会人4年目のブログ

元通信業界の人間が説明する「今更聞けないMNOとMVNOの違い」

こんばんは。

最近また楽天フリーテル買収だの、SONYMVNO事業に参入だので、盛り上がりを見せている通信業界。
その中の、MNOとMVNOの違いについて分かりやすく説明していきたいと思います。

 

なぜ今なんだと思うかもしれませんが、事の発端は大学の同級生で塾講師になったやつと飲んだ時にこの話になり、微塵も理解をしていないことにビックリしたからです。
通信業界に身を置いていたからこそ分かっているという節はあると思いますが、
それにしても、意味が分かった上でMNOからMVNOに回線を切り替えるのと、
なんだかよく分からないけれど安くなるならMVNOでいいやだと、
変えてから「そんなことになるなんて思いもしなかった。」と思う人が多いのも事実です。

 

例えば、今年に入ってからこんな感じのニュースを見なかったでしょうか。

www.j-cast.com

 

意味が分かった上で、MNO/MVNOのメリット/デメリットを理解した上で携帯電話は買わないと非常に面倒なことになります。携帯電話がいきなり繋がらなくなったら困りません?携帯ショップが近くにあれば行くことができますが、なかったらどうします?
自分で何とかできますか?という話です。
出来るのであればMVNOにしても問題はないでしょうが、出来なければMNOにしていた方がいいと思います。

 

 

 

 

因みに僕は2年ごとに携帯キャリアを変えていて、現在はauのiPhone7(128GB)を月額3,700円くらいで利用しています。プランは毎月5GBまでのデータが使えて、5分以内の通話なら無料というプランです。これで4,000円以下なので、僕としては大満足です。

どうやって安く買うかは、↓に書いてあるので(おまけですが)、気になったら買って読んでください。

note.mu

 

さて、話を本題に戻します。

まず、MNOについてです。

MNOとは、Mobile Network Operatorの頭文字をとったもので、日本語に訳すと「移動体通信事業者」という意味です。

これは、ドコモやKDDISoftBankなんかがそうです。

あと、ここにあまり知られていませんが、実はY!mobileもMNOなんです。

※因みにUQ MobileはMVNOです。

 

続いて、MVNOについてです。

MVNOとは、Mobile Virtual Network Operatorの頭文字をとったもので、日本語に直すと仮想移動体通信事業者です。

 

じゃあ、MNOとMVNOで何が違うの?というと、字だけを見れば、仮想がついてるかついていないか。

ここでいう仮想ってなによという話ですが、それは基地局を自前で持っているかどうかという話です。
自分の会社で建てた基地局を使ってサービスをしていればMNOで、

MNOが建てた基地局を借りてサービスをしているのがMVNOです。

 

まぁここまでは普通なことを書いているなと思っています。

というかまぁ、ここまでは前座です。至って普通の。

 

一番知りたいのって、なんでMVNOは安くて、MNOは高いのかっていう話だといっつも思うんですよ。そして、じゃあMVNOにするならどこにしたらいいの?という話。
恐らくこれを読んでいる人はそこの部分を気にしていると思うので、そこは熱く語ります。

 

まずMVNOは安くて通信が遅くて、MNOは高くて通信が早いという話から入ります。

この仕組みを説明するときに、通信業界の人は次のような説明をします。
①高速道路をスポーツカーで走るのがMNO、一般道を軽で走るのがMVNO

=高速道路の方がスピードが出せて、かつスポーツカーはもともと速く走れる設計になってる

 一方で、一般道は信号が多くて混雑していて、かつ軽だとスピードが出ない

 

②自分専用の改札が駅にあるのがMNOで、1つの改札を20人で使うのがMVNO

=後者の方が混雑している

 

例えが分かりにくい!マジで!!

そもそも今の若い人たちってスポーツカーにも興味ないし、なんなら軽すら持ってねえよ。改札だってそんなん言われてもピンと来ねーだろ!!!と思いながら、

「へー」と当時は話を聞いていた記憶があります。

(高速道路が混雑する事象をどう説明するんだ・・・???????)

 

 

 

じゃあお前はどういう説明の仕方が一番分かりやすいと思うの?という話ですが、シェアハウスに住むのがMVNOで、普通に1R(ワンルーム)に住むのがMNOです。

マンションがMVNOで、戸建てがMNOでもいいんですけど。。。

 

それぞれでシェアハウスと1Rの家賃を比較したときに、安いのはどっちでしょうか。
当然シェアハウスですよね。

wiim.jp

 

あるいは、一戸建ての家とマンションの一室を、同じ区内で買うとしたら、絶対マンションの一室のが安いですよね。

 

MVNOとはシェアハウスのように、本来であれば一人で使うはずの回線を数十人単位でシェアして利用する仕組みです。

だから、みんなが使う通勤時間とかお昼の時間はめちゃくちゃスピードが下がるんですよ。例えば、シェアハウスでお昼に料理をするとします。キッチンは一つしかないわけです。そんななか、シェアハウスの住人が10人個人個人で料理を作り始めたら、ぜっっったい遅くなるじゃないですか。

これが逆に1Rの家で、12時に料理をしようと思えば、自分の家で自分しかいないので普通に料理ができるわけです。

 

これはスピードテストに数字がしっかり出ています。

mvno-smartphone.com

 

だから、安いけど使い勝手が悪いんです。。。

ちゃんとこの原理を理解してから買わないと、非常にめんどくさいことになります。
もし電波が遅すぎてやっぱりMVNOはやめようってなった場合、違う会社に変えるのにも結構日数がかかるんですよね。

以下のブログにもあるんですが、2~3日は使えないとのこと。

格安SIM・格安スマホへのMNPの流れと掛かる時間。注意点・使えない期間・タイミングの解説も -

 

・・・(^ω^;)

 

まずこの時点でアウトな人がいるでしょう。例えば、仕事で自分で契約している携帯を使わないといけない人とか、デートの予定が入りまくってる殿方とか。

まあなんでこんな時間がかかるのかというと、MNO(SoftBank)からMVNOLINEモバイル)にキャリアを変えるってなった場合は、MNO(SoftBank)→MNO(ドコモ)→MVNOLINEモバイル)という手順を踏まないといけないからです。

なぜならMVNOはMNOではないから。実は客の個人情報とかデータ持っているのって、実はMNOなんですよね。だから切り替えにも時間がかかります。これは逆もしかりで、MVNOからMNOに切り替えるときにも同じ現象が発生します。

もうここまで見てめんどくせえなって思う人も多いんじゃないかと思います。

 

他にも、端末は原則一括で購入しないといけなかったり、料金の支払いがクレジットカードじゃないといけなかったり、サポートなかったり、故障したとき一週間くらい使えなくなったり、LINEの年齢認証ができなかったり(=ID検索ができない)、家族間の無料通話がなかったりします。

それでもします?MVNOに。。。

 

サブ端末として持つならMVNOでもいいかと思いますが、メイン端末はMNOにしておいた方が断然安心ですよね。

 

ただそれでもMVNOにしたい!携帯代を安くしたいんだ!!という場合は、

MVNOであれば、UQ MobileもしくはLINEモバイル

MNOのY!mobileあたりを強くお勧めします。

値段と通信品質で考えるとY!mobileUQ Mobile≧LINEモバイルの順番です。

端末購入を伴う場合は、現在利用中のキャリアがauであればY!mobileSoftBankであればUQ Mobileの方が、割引額がふえるのでお勧めです。

 

LINEモバイルMVNOの中では唯一年齢認証ができるので、その点も踏まえるとY!mobileLINEモバイルになるんでしょうか。

xera.jp

 

僕は通信品質も落としたくなくて、かつ割と新しめなiPhoneが使いたいので、SoftBankauを行き来しています。ただ一方で、友達も恋人もいなくてスマホなんざ全然使わねえわって人は、別にMVNOでもいいんじゃないですかね。そういう人だったら通信費が毎月1,000円くらいに抑えられますから。僕はMNOにこだわりますけど。