日系大企業における転勤の実態について語る

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転勤が嫌で新卒で入社した日系大企業を2年弱でやめ、都内に本社のある外資系企業に転職したヒロセと申します。

 

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今回の記事では、日系大企業でどのように転勤させられるのか?という話について、僕の体験談を踏まえてリアルな話をしていきたいと思います。


 

 

1.どのようにして転勤が決まるのか

札幌時代に住んでいたマンションからの夜景

札幌時代に住んでいたマンションからの夜景

僕の場合、新卒入社してから1年の間は研修期間でした。

そのため、どの部署に配属になるかは入社してから1年後までわかりませんでした。

 

どの部署へ配属になるかがわかった瞬間というのが、転勤が決まった瞬間でして、4月の中旬に「ヒロセくん、君は5月から北海道に転勤してもらうからね。」と電話で転勤と配属のお達しをいただきました。

 

北海道で一年過ごしてからわかったのですが、僕が働いていた企業の場合、偉い人が誰が欲しいかを決めているとのことでした。

 

なので、本人の意向などは関係なく、「こいつと働きたい」と思われたら否応無しに北は北海道、南は沖縄まで転勤になるのです…。

※部署や職種を超えての転勤はこの限りではありません。

 

僕は人事との配属面談で、「希望の勤務地は?」と聞かれた際に、「第一希望が東京、第二希望が神奈川、第三希望が埼玉です。」と言ったにもかかわらず、「北海道(札幌)」と配属を言い渡されたのです。

 

上司が断りなく勝手に自分の配属地を決めるのであれば、配属地の希望を聞く意味が一体どこにあるのでしょうか…。

 

 

ちなみに、最初の配属で東京だった同期も、この前飲んだら群馬や栃木に転勤になっていました。

最初の配属が東京だったからと言って浮かれてはいられないのです。

転勤という恐怖は、日系大企業にいる限り逃れられないということがわかりました。

 


 

 

2.転勤は断れるのか?

小樽のなると屋で食べた鳥

小樽のなると屋で食べた鳥

転勤を断ること自体は可能ですが、転勤を断ると次のデメリットがあります。

 

出世が絶たれる

サラリーマンが給料を上げていく上で大事なのが、出世です。

平社員が係長になり、課長になり、部長になっていくに当たって給料が上がっていくのがサラリーマンです。

 

そのサラリーマンから出世を取り上げるのが、転勤拒否です。

 

転勤を拒否すると、物凄く…つまらない部署に異動になるんですよね。

 

同期で実際に転勤を拒否した人がいたのですが、その人は法人営業から社内システムのお問い合わせ窓口の管理をする部署に異動になっていました。

 

 

また、自分が転勤した先でも「転勤を拒否したら出世できない」という話はよく耳にしたので、主語が大きいことを承知で言いますが、日系大企業で転勤を拒否するということは、サラリーマンとして生きる道を断つ行為なのだと思いました。

 

 

 

しかし、出世の道を妨げることなく、転勤を拒否する方法があるとも聞きました…。

 

かなりブラックなやり方なので、オススメはできませんし、このやり方を採用したからと言って、100%転勤を拒否できるとも限りませんが、紹介します。

 

 

家族の中に要介護者を作る

北海道(札幌)からの転勤を拒否し続けながら、サラリーマン街道を駆け上がる先輩と転勤先で出会ったのですが、その方曰く、「家族の中に要介護者を作れば、転勤せずに済むぜ!」とのことでした。

 


 

 

3.リアルな全国転勤の実態

札幌で働かされてる馬

札幌で働かされてる馬

 

日系証券会社に就職した2014年卒の人の場合

Facebookでよく転勤の報告をしているのですが、数えられる範囲内で、6年半で4回も転勤をしていました。

 

入社〜3年半:富山

3年半〜4年:栃木

4年〜6年半:群馬

6年半〜:大分

 

日本全国47都道府県を転勤で制覇するつもりなのかなんなのかはわかりませんし、当の本人がどういうキャリアを歩んでいきたいのかは全く知りませんが、ここまで転勤させられるとなると、プライベートも何もあったもんじゃないですよね。

 

この人はまだ独身だと思うのですが、結婚して奥さんがいて、お子さんがいたら大変ですよね…。

カネカの転勤騒動以降も、特に全国転勤が規制されるようなことにはなっていないようです。

 

 

日系大企業時代の上司も転勤族ばかり

僕が北海道に転勤していたとき、同様に他県から転勤している人も多くいました。

半数が転勤、半数が地元の人という感じでしたね。

 

上司A:元々は都内勤務で埼玉に家を買った後に愛知に転勤、その後半年で仙台に転勤、その後1年で札幌に転勤、その後3年で旭川に転勤

※既婚妻子持ち

 

上司B:広島から札幌に転勤(7年間)

※既婚妻子持ち

 

上司C:東京勤務→結婚を機に札幌に転勤

※既婚妻子持ち

 

上司D:東京勤務→仙台に転勤→札幌に転勤

※既婚妻子持ち

 

上司E:岡山勤務→札幌勤務(3年)→帯広勤務(1年)→東京勤務

 

という感じで、上司のほとんどが既婚で子供もいる状態で転勤をさせられていました。

彼らは転勤を拒否している様子もなく、「転勤か、嫌だけど仕方ないな…」という感じでしたね。

 

なので、「札幌は嫌です!東京に返してください!!」と上司に懇願しても嘆願しても、「みんな全国転勤してるから無理だよ。」の一点張りでした。

 

 

社会というものの残酷さ、大企業には転勤がつきものという現実を改めて知ることになりました。

入社する前までは「転勤があるとはいえ、どうせ都内にいることになるんだろう」とタカをくくっていたのですが、まさか日本最北端の都道府県である北海道に自分が転勤になるだなんて、一体誰が想像できたでしょうか。

 


 

 

4.実家に帰省する際の費用はでない

札幌で食べたスープカレー

札幌で食べたスープカレー

転勤でキツかったのか、実家や東京に戻ってくる費用を会社が一切支給してくれないことでした。

 

なので、三ヶ月〜半年前くらいから飛行機を予約しないと非常に高い飛行機代を自腹で払わないといけません。

 

高い時は往復で6万円くらいかかった記憶があります。

 

もし東京で働けていたとしたら、東京に帰るお金はかかりません。

また、実家にも往復4,000円程度、時間にして2〜3時間程度で帰省が可能です。

 

しかし、転勤で北海道勤務になると、実家への帰省で半日ほど潰れることになります。

 

札幌市内から新千歳空港まで:1時間

飛行機を待つ時間:1時間

飛行機に搭乗している時間:1時間半

飛行機を降りて荷物を回収する前:30分

羽田空港から実家まで:3時間

計:7時間

 

しかも片道35,000円くらいかかるわけですから、地獄ですよね。

せめて半年に一回くらい実家への帰省旅費は出してほしいものですが、一切負担はしてくれませんでした。

 

仕事の都合で直前になるまで飛行機をとることが出来ず、毎回高いお金を払って帰省していたことを思い出します。

 


 

 

5.転勤と直面した時にできること

札幌で住んでいたマンションからの景色

札幌で住んでいたマンションからの景色

 

出世を諦めて転勤しない道を選ぶ

僕が転勤していた北海道では、転勤をしない総合職のおじさんがいました。

その方は、転勤なし総合職だったので、給与も上がらず、出世もできないと嘆いていました。

元々北海道出身ではなかったのですが、北海道に転勤した時に今の奥様と巡り会い、また本人がウィンタースポーツが好きということもあり、出世して給料が上がらなくても北海道に居続けるという選択をしたそうです。

 

出世を完全に断つことで全国転勤は回避できますが、給与が上がらない点はデメリットとしか言いようがないでしょう。

ちなみに仕事内容は転勤をしない総合職でも、転勤ありの総合職でも大きくは変わりません。

 

 

今の会社で働くことを諦めて、思い切って転職する

全国転勤が嫌すぎたので、何回も上司や人事や労働組合に「東京に帰してくれよ〜」と御祈祷しまくったのですが、全く願いが通じませんでした。

 

僕が新卒で入社した会社には任期という概念がなく、何歳まで北海道にいるかもわかりませんし、来年は勤務地が北海道ではなくなっている可能性もありました。

 

しかし、前述の上司Bさんのように、7年も北海道に居続けたという例もあり、最長7年もの間北海道で暮らすのはマジ無理本当に嫌!と思ったので、思い切って転職をしました。

 

通常、僕が入社した日系大企業では、転勤のスパンが1〜2年とのことでした。

そのため、札幌に転勤してから1〜2年は少なくとも札幌にいなければいけないことを考えると、今すぐにでも転職しようという気持ちになったのです。

 

 

日系大企業は転勤がつきものなので、外資系企業への転職を決意

日系大企業で働いていたときに一番ネックだったのが「転勤」です。

そのため、転職活動では転勤がない「外資系企業」を中心に選考を受けました。

 

dodaやマイナビエージェントなどの有名な大手求人サイトに登録して外資系の求人を探すというやり方もあるのですが、オススメは外資系を専門にしている転職サイトへの登録です。

 

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実際に登録した時の記事もあるので、参考にしてみてください。

 

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