えー、これからとっても私事な話をします。
梅毒という性病に感染しました。
「まさか自分が性病になるなんて!」と驚いているところではありますが、きちんと病院で血液検査を行った結果なので、揺るぎようのない事実です。
性病のことをブログに書くのは気が引けるのですが、このブログ読んでいる読者の方の多くは女遊びが好き・女遊びできる能力に長けている方だと思っていますので、そういった方々のためになればなという思いで書くことにしました。
梅毒とは?
梅毒とは、20種類ほどある性感染症(通称:STD)のうちの一種です。
感染確率は1万分の1と非常に低い確率ですが、今回かかってしまいました。
1万分の1というのは、確率に直すと0.01%です。
サイコロを5回連続で振って、5回とも同じ目が出るくらいの確率です。
(1/6)^5=0.001286=0.012%
めちゃくちゃ感染確率が低い性病です。
ただし、感染したまま放っておくと非常に厄介なことになります。
梅毒の症状
<第Ⅰ期:感染後約3週間>
初期には、感染がおきた部位(主に陰部、口唇部、口腔内、肛門等)にしこりができることがあります。また、股の付け根の部分(鼠径部)のリンパ節が腫れることもあります。痛みがないことも多く、治療をしなくても症状は自然に軽快します。しかし、体内から病原体がいなくなったわけではなく、他の人にうつす可能性もあります。感染した可能性がある場合には、この時期に梅毒の検査が勧められます。
<第Ⅱ期:感染後数か月>
治療をしないで3か月以上を経過すると、病原体が血液によって全身に運ばれ、手のひら、足の裏、体全体にうっすらと赤い発疹が出ることがあります。小さなバラの花に似ていることから「バラ疹(ばらしん)」とよばれています。発疹は治療をしなくても数週間以内に消える場合があり、また、再発を繰り返すこともあります。しかし、抗菌薬で治療しない限り、病原菌である梅毒トレポネーマは体内に残っており、梅毒が治ったわけではありません。
アレルギー、風しん、麻しん等に間違えられることもあります。この時期に適切な治療を受けられなかった場合、数年後に複数の臓器の障害につながることがあります。
<晩期顕性梅毒(感染後数年)>
感染後、数年を経過すると、皮膚や筋肉、骨などにゴムのような腫瘍(ゴム腫)が発生することがあります。また、心臓、血管、脳などの複数の臓器に病変が生じ、場合によっては死亡に至ることもあります。現在では、比較的早期から治療を開始する例が多く、抗菌薬が有効であることなどから、晩期顕性梅毒に進行することはほとんどありません。
また、妊娠している人が梅毒に感染すると、胎盤を通して胎児に感染し、死産、早産、新生児死亡、奇形が起こることがあります(先天梅毒)。
出展:梅毒(ばいどく)特に20代前半の女性は注意 早期発見、早期検査、早期治療が重要
放っておくと性器から全身に回ってゆき、最悪のケースでは死に至ることもある恐ろしい病気です。ということを感染して初めて知りました。
また、第Ⅰ期から第Ⅱ期の間にかけて、症状がなくなってしまうので、何もしなくても治ったと思ってしまいかねないため、きちんと検査をした方がいいと思います。
どうして梅毒になるのか?
もうそれはあれよ、包み隠さずに言うと性交すると感染してしまうんだよね。
もちろん、コンドームを使用することで感染確率を下げることはできるんですが、ぼくのようにコンドームをしていても感染してしまうこともあるわけで…。
ちなみに、そんなに多くの人と性交をしたわけではありません。
2019年は月間多くて4人、1人の月もあるので、人数としては多いわけではないんですが…
とはいえ、自分が性交した人数が少なくとも、自分が性交した相手もまた別の異性と性交しているわけです。
なので、感染確率は性交する人数が増える度に上がっていくわけですね。
図で表すとこんな感じです。
あまり想像したくない話ですが、自分の交際相手がいたとして、その交際相手も過去に複数人の男性との性的な交友関係があったわけですよね。
そしてもっと想像したくないんですが、元カノの元カレには彼氏がいたなんて可能性も0ではないわけです。
なので、新しい相手と性交をすればするほど、めちゃくちゃな勢いで性病に感染する確率が上がっていくわけです。
みんながみんな性病検査を行っていて、性病にかかっていないことが明白であるのであれば話は別ですが、一人と性交する度に性病検査を行う人なんていないですよね?
梅毒になるまでは「据え膳食わぬは男の恥」と思って多少タイプでない女の子とも「電気消せばいいっしょ~」と思って性交に興じていましたが、自分が性病を移してしまう可能性もあるし、自分が性病を移される可能性もあるので、「据え膳級の女」と性交をするのは金輪際やめにしようと思いました。
そして、考えを改めなければいけないと思ったのですが、性病界…というか一般的な人の価値観・倫理観においては、性交相手の獲得に励んだり、複数人と性交することってリスクでしかないんですよね。
今までは「道に10円玉が落ちてるから、とりあえず拾っとく」というスタンスで性交していましたが、「10円を拾って病気になる」と、10円どころの騒ぎではなくなってしまう、という事実を改めて認識し直しました。
確かに女の子を口説いて、特に知り合ったその日に性交までできると凄く嬉しいし興奮するんですけど、その代償に病気をもらっていたら割に合いません。
また、他人に梅毒を移されたわけですが、放置していたら最悪死ぬわけなんですよね。
そんな病気を「女の子と性交したい」という理由でホイホイ他人に移すわけにもいかないので、「限られた相手」とだけ性交しようと思いました。
もう据え膳は食べません。
メインディッシュを食べる前にお腹を壊したら元も子もないので。
どうして梅毒に気づいたのか?
実体験ですが、梅毒になっても特に痛みはありませんでした。
しかし、可愛い可愛いチン〇に擦り傷?かさぶた??のような傷ができていたのです。
コチラに載っている画像を参考にしてください。(微グロ画像のため、注意)
毎日チン〇の手入れ(隠語)をしているので、その異変にはすぐ気が付くことができました。
通常の擦り傷であれば、擦った痛みとお風呂に入った後にシミたりするので、「擦り傷だ!」と分かるのですが、梅毒のケースだと特に痛みもないため、逆に不審だと思いました。
そして、泌尿器科を受診し、症状をお医者さんに伝え(チン〇見せた)たところ、梅毒の疑いがあり、血液検査を行った所、梅毒だと判定された…という流れです。
クラミジアや淋病と違って排尿時や射精時に痛みがないため、チン〇を念入りに観察しないと梅毒かどうかが分かりません。
しかし、チン〇に記憶にない擦り傷、かさぶたのようなものがあったときは、すぐに検査を行いましょう。
先述の通りですが、梅毒は放置しておくと菌が全身に回って、最悪のケースでは死に至る可能性もある恐ろしい性病です。
したがって、症状が出ている方も、そうでない方も、女遊びをする方であれば、取り返しがつかなくなる前に検査を受けてほしいなぁ…と思います。
梅毒が発覚するまでにしたこと・スケジュール
投薬が始まるまでに4回病院に通いました。
梅毒の症状が発覚した日をX日とすると、
X+1日:初診。血液検査を行う。
X+2日:再診。梅毒TP抗体定性の検査に異常はなかったものの、RPR法 定性の検査結果が出ていないため、再再診が必要。この日は塗り薬をもらう。
X+7日:再再診。塗り薬を処方してもらうも、効果なし。再度血液検査。
X+9日:再再再診。RPR法 半定量、梅毒TP抗体半定量ー血清ともに異常値のため、梅毒と診断。以後、投薬治療開始。
※投薬期間は1ヵ月で、再度血液検査を実施して基準値以下であれば投薬終了です。
※基準値以下になるまでは投薬が必要です。
梅毒の検査費用・投薬費用
検査費用:4,330円
投薬費用:1,490円(960円+530円)
※アモキシシリンカプセル30日分が960円、デルモゾールGクリームが530円
合計:6,320円
※保険診療なので、3割負担でこの金額です。
※保険を使わない場合は約21,066円になります。
梅毒に限らず性病が疑われる場合に気を付けること
実はぼく、性病には2回罹ったことがあります。
1回目は淋病、クラミジアでした。
その際に、「どの病院で性病の検査をしたらいいんだ?」と迷うと思います。
なぜなら、検索結果に沢山の病院が表示されるからです。
広告に表示される病院・クリニックは自由診療なので負担が大きい
Googleで「都内 性病 検査」と検索すると、4件も広告が出てきます。
基本的に広告を出している病院は自由診療で高額な負担を強いられると思ってください。
例えば、一番上位に表示されるたいようクリニックですが、梅毒の検査費・治療費で
18,000~23,000円がかかります。
税別なので、税込みに直すと19,440~24,840円です。
ぼくの場合は検査費・治療費で合計6,320円でした。
なので、やむを得ない場合はスケジュールが合わない場合以外は保険診療を利用できる病院で性病の検査を行った方が余計なお金をとられずに済みます。
オススメの検索方法は、「地名 泌尿器科」で検索して、保険診療ができる病院を探すという方法です。
ぼくはこれで毎回(といっても2回)、保険診療で性病検査を行える病院を探しています。
ちょっとの検索のテクニックで10,000円以上も費用負担が変わることを考えると、いざというときのために覚えておいて損はないはずです。
症状がない場合は保険診療にならないケースもある
性病検査の必要性を散々訴えてきましたが、症状がないときには保険診療にならないケースもあるそうです。
●無症状でも健康保険は使えるのか
健康保険は病気のひとのためのものですから、症状がないひとの検査は、原則的に健康保険が使えません。しかし性病感染者の約半分は自覚症状がないのです から、危険な性行為があったり、パートナーが性病にかかったりしていれば感染している疑いが濃厚ですので、健康保険を使っていいと著者は考えています。
出展:性病に健康保険は 使えるのか | Dr.Sawamura’s性病事典 | 新宿さくらクリニック
実際に病院で「梅毒以外の検査ってしなくてもいいんですか?」とお医者様に聞いてみところ、「自覚症状がないと検査ができない」という風に言われました。
今回は梅毒だけでしたが、他の症状も出ていると困るので、検査キットを使って検査してみようと思います。
病院に行く前に、Google Mapで口コミを確認してほしい
例えば、「東京駅 性病」というワードでGoogleMapで検索をすると、次のような表示がされます。
Google Mapの評価で「ここの病院(クリニック)に行ったらヤバそう」ということは事前にわかると思いますので、よっぽどの思い入れがない限りはGoogle Mapの評価が高い病院(クリニック)を受診することをオススメします。
ぼくは2回ともGoogle Mapでの評価が4.5以上の病院で検査を行いましたが、特段問題や嫌な思いをせずに診療してもらえたので良かったです。
Google Mapで口コミをつけるなんて、自分にとって何のメリットもないことに率先して取り組んでいるわけですから、ある程度信用できる評価だと考えています。
性的な関係を持った相手全員に性病検査の必要性をきちんと伝える
女性の場合は自覚症状がないケースも多いので(2回中2回とも)、男性側からきちんと性病検査の必要性を女性に伝えてください。
- 産婦人科か泌尿器科
- 女医さんに診察してもらえる病院
- 保険診療が利用できる病院
- 「パートナーが梅毒に感染したので、検査受けにきました」と言ってもらう
上記を一通り伝えてください。
性交する以上、性病とは一生向き合わなければいけない
ここまで性病(主に梅毒)に関する記事を書いてきて、また、自分自身が性病(梅毒)に罹ったことを機に、性交する以上、性病とは一生向き合わなければいけないと思うようになりました。
心のどこかで、「自分は性病になったことがないから、性病にならない」と思っていた節もあったのですが、1万分の1の確率で罹る「梅毒」に罹ってしまった以上、「性病とは他人事」とは到底思えないのです。
また、梅毒に罹ったため、今まで行っていた献血ももう二度と行うことができません。
過去に20回近く献血を行っていたので、名残惜しくもありますが…
一度梅毒に感染してしまうと二度と献血ができない体になってしまったわけです。
以上を踏まえると、性交は必要最低限にしよう、性病をもらってもいいと思える相手(もらったらダメですが)とだけ性交しよう と思うようになりました。
マッチングアプリやSNSなどの登場によって、これまで以上に誰でも簡単に性交できる世の中になったと感じています。
そんな世の中だからこそ、性病はもらわない、他人に移さない、という取り組みがより一層大事になってくると思いました。
特に梅毒に関しては一度発症してしまうと、
病院に行く時間がなかったり、病院で検査することに抵抗がある人は自宅で検査しよう
性病の発覚が遅れると命の危険に繋がることもあるという話は口を酸っぱくして何度も説明してきましたが、病院に行く時間がない人や、病院で検査をすることに抵抗がある人もいると思います。
ぼくもお医者様にチン〇を見せるのは凄く抵抗がありました。笑
そんな方には、家でできる性病検査キットがオススメです。
家でできるので、チン〇をお医者様に見せる必要がありません。
発送の速さで選ぶなら、GME医学研究所
GMEでは土日祝も商品の発送を行っているので、速く検査キットが届きます。
また、商品の発送は当日の17時まで対応しているので、「速く検査を行いたい!」という人にはお勧めです。
実際に使ってみた記事はコチラ↓
また、クーポンコードで5%オフになりますので、使ってください。
クーポンコード:50238340
コスパで選ぶなら、ふじメディカル
公式ホームページにも「うちが一番コスパがいい」と書いてあるので、コスパで選ぶならふじメディカルをオススメします。
サポートの厚さで選ぶなら、STDチェッカー
STDチェッカーは性病検査キットの購入前後のサポートが手厚いです。
検査結果が陽性の場合は医療機関の検索もできますし、個別に受診調整も行ってくれます。
また、性病検査を受けたお客様の声も載っているので、どういう方が受けられたか分かるのも安心できるポイントです。
痛みの少なさで選ぶなら、さくら検査研究所
HIVの単項目検査に限りますが、【ピンニックスライト】という痛みの少ない(※痛みの感じ方には個人差があります)ランセット(針)を使った検査キットが用意されています。
少しでも痛いのが嫌だ!という方にはオススメです。
性病は定期的な検査と早期の受診が重要
何度も何度も書いていますが、性病は定期的な検査と早期の受診が重要です。
お医者様には「早い段階で病院に来られて良かったね。」と言われたくらいです。
ガンと同じで進行が進んでいると治るのに時間がかかります。
また、最悪の場合は死に至る場合もあります。
タバコを吸ってガンになって死んでしまったり、性交してチン〇から梅毒に侵されて死ぬなんて、絶対嫌ですね。
下半身を振りすぎて人生を棒に振るなんてことは嫌ですし、この記事を読んでくださっているアナタにも性病に感染してほしくないと思います。
そのため、性交時にコンドームの着用はもちろんですが、定期的な検査をオススメします。
ちょっと追加でHIVとか諸々検査をしますわ。
今日土曜日なんで、GMEで検査キット注文します!
また、商品の発送は当日の17時まで対応しているので、「速く検査を行いたい!」という人にはお勧めです。