今回は「地方転勤」とGoogle先生で検索したら上位に表示された記事についてボコボコに書いていきたいと思う。
タイトルにあるとおり、転勤したことがないやつが、転勤を語るな。
と強い憤りを抱かされた記事がコチラ↓
タイトルから酷い話である。
転勤でヘコむだけの人とバネにできる人の差
新しい環境でワンランク上の仕事を習得可能
ヘコむ以外にあるんか?
人口30万人規模の地方都市に転勤になったら、ヘコむ以外にすることがない。
強いてできることを言うなら、会社の車を借りて勝手にイオンに行くことぐらいである。
ワンランク上の仕事…?
断言するが、東京でも地方でも、仕事の内容に変わりはない。
空想で転勤を語るんじゃねえ。
転勤経験者の割合
立行政法人 労働政策研究・研修機構が昨年実施した「企業における転勤の実態に関する調査」調査結果の概要によると、海外も含めた転勤経験者の比率は、全国転勤型の男性正社員を対象にした場合、転勤経験者が「6割以上」いる会社の割合は23.6%。2~5割程度の会社は4割以上に達する。
反対に、転勤経験者がほとんどいない企業はわずか7.8%。
10人いたら9人は転勤を経験している人らしい。
つまり、転勤未経験者というのはかなりレアということ…。
記事について切っていく
転勤の狙いは人間関係のリセットが目的?
勝手に人の人間関係をリセットさせるな!
人の人生をなんだと思っているんだこいつは…。
どうぶつのもりでデータをリセットするくらいの感覚で、
人の人間関係をリセットだとか言ってんじゃねーよ!
勝手に人の人生をぶち壊すのはやめろ。
転勤自体は楽しみだが、友達や家族や恋人と離れることが不安。こんな心理をあげる人は少なくない。
勝手に楽しみにすんな。
「ブラックと言われそうなので、大きな声では言えませんが、新人の転勤では、これまでの人間関係をいったん断つことを狙いの1つにしているケースは少なくありません」と話すのは、ある大手メーカーのA人事部長。
新人時代は仕事を覚える大事な時期。親や友達から離れて、アフター5も休日も、社内の人間とだけどっぷりつきあう。それが仕事を覚える早道というわけだ。だから、かつては新人全員に一定期間の寮生活を強いる企業が多かった。もっとも集団生活に馴染めない新人が増え、そうした制度はすっかり影を潜めている。
は?
お前、大企業に就職して地方に転勤したことあんのか?
それ本気で言ってる?本気で??
俺は地方に転勤して、逆にオッサンやオバサンに仕事を教えてたぞ。
大企業の地方事情を知らないからこんな虚言をつらつらと…。
オッサンやオバサンに教えていた仕事一覧
・ExcelでSUMの使い方
・PDFをPNG形式で保存する方法
・Excelで行や列を削除する方法
・Excelで書式をコピペする方法
こんなやつらから、一体何を学べばいいというんだ…
しかも、地方にいるオッサン/オバサンなんてダメなヤツが多く、
仕事が終わればキャバクラ、
土日は朝から並んでパチンコ
こんなやつらばっかやぞ…
仕事を覚えるだけでなく、知らない地域での1人暮らしは自分を鍛えるチャンス。特に自宅暮らししか経験がない人は、「転勤」を、そんな機会としてとらえてほしい。
なめたことを抜かすな。
とりあえず実家までの往復の交通費くらいは出してから言えや。
転勤で広がる人脈には2パターンある。
1つは、同じ東京からの転勤族同士。
お互い寂しいので先輩や上司だけでなく、取引先とも急速に仲良くなることが多い。
海外赴任では、よくあるパターンだ。特に苦労が多い新興国や発展途上国では、日本人会の結束が固く、その関係は帰国後も続く。それが結果として円滑な取引に結び付くことが多い。
あのさぁ…東京から海外に赴任するパターンがどれだけ多いと思ってんの?
東京から地方に転勤するパターンのほうが圧倒的に多いでしょ。
頻繁にないパターンを語られても、頻繁にあるパターンのほうがみなさん知りたいわけで…。
「飲み会やランチの誘いは可能な限り参加。家に招待されれば、積極的に行きました。そうした席で、新たな知り合いも増えるという感じで、だんだんネットワークが広がっていった。好き嫌いがないことと、知らない食材を楽しむチャンレジ精神が奏功したと思います」(建設・40歳)
お金もたなくない?
また、祭りなどの行事に積極的に参加することで人脈を構築する人もいる。
このように、溶け込むための第一歩は、その地域を知ろうとすること。
それが相手に伝われば、その後は、スムーズに進むようだ。
ここで紹介した人たちは、いずれも転勤当初に、地元の特産品や歴史を調べ、食べ歩きや名所旧跡めぐりなどを楽しんでいる。
すでに興味をもっているので、あとはそれが相手に伝わるのを待つばかりという状態だ。
行きたくもない土地に行くこと自体かなり抵抗があるのに、
なんでそんなめんどくさいことをしなきゃいけないんだ…。
馴染めずに帰ってくるのはモッタイない!
転勤したくないって人間を転勤させるほうがモッタイない!
郷に入っては郷に従え。ほんの少しでもいいから、新しい地域に寄り添う気持ちが大切。それだけで、自分をとりまく環境はガラリと変わるからだ。これまでのライフスタイルに固執する人は、それほど固執すべき理由があるのか、まずはそこから検討すべきだろう。
こういうことを平気で言う人って、自分だけ家族から切り離されて暮らしてても同じこと言えるんだろうか…。
そんなこというなら、奄美大島とか淡路島とかに転勤して5年くらい戻ってこなくても同じことをいえるかどうか試してみたい。
お前が転勤しろ。
転勤には大きなメリットもある
宝くじ。
買って当たったら1億円。ハズレは0円。
当たりとハズレ、どっちのほうが確率が高い?
いくら宝くじを買って当たったら1億円がもらえるとしても、
ハズレたときのことだって考えるだろう。
1億円当たるから!1億円当たるから!!
そういって宝くじを買うのは勝手だけど、いいところにしか目が向いてない。
地域に溶け込まなければならないという難題はあるが、転勤には、さまざまなメリットがある。
その1つは、東京にいるよりもワンランク上の仕事ができることだ。
東京は顧客数が多いので、仕事が細分化され、若手の仕事の範囲は限定されている。
地方に転勤したことがないやつが、
地方転勤のメリットを語るな!!
東京にいるよりもワンランク上の仕事ができる?
前述の通り、地方にはカスしかいない。断言する。
それに対して、地方では顧客数が少ないので、1人ひとりの守備範囲は広くなる。
総務から営業、生産管理までなんでもこなすことだってある。
1つ上、あるいは2つ上の階層の仕事をすることになるので視野が広がる。
東京に戻ったときは、上の階層の仕事を理解しているので、自分の仕事の立ち位置を客観的に理解しやすい。
あのさぁ…総務は総務の仕事しかしないし、営業は営業の仕事しかしないよ。
転勤がある規模の企業なら、絶対に仕事が縦割りになってるから、営業が総務の仕事をするなんてありえない。
だから、この記事は虚言。
人が少ない分、いろんな仕事を覚えられる
結論からいうと、いろんな仕事は覚えられない。
単純に仕事”量”だけ増える。
どういうことか分かりやすくサッカーで例えて説明する。
地方だとリフティングを100回×10セット
東京だとリフティングを100回×3セット
リフティングだけやっててもサッカーが上手になりますか?
ドリブルやパス、筋トレもしないとサッカーは上手になりません!
でも、色んな仕事を覚えられるとにんじんをぶら下げて、
リフティングしかさせてくれないのが地方です。
また、一般に、転勤先では東京にいるときよりも、高い職位の人とやりとりするケースが多い。
「うちの場合は、課長クラスでだいたい2階級上の扱いをされるし、地元の名士の1人としてさまざまな場に出ることもあります。ところが、東京に戻っても偉そうにしている『2階級特進の大勘違い野郎』が少なくありません。そこは気をつけたほうがいいが、立場をわきまえれば、若手でもそれなりの扱いを受けるので、いい人脈を築くチャンスだといえるでしょう」(前出のA人事部長)
戻ってからも、「地方に行ったことで季節や特産物などに敏感になり、営業トークが豊富になった」「家族や自宅のありがたみがわかった」「引き出しが増えた気がする」「親しい地域ができて楽しい」といった具合にメリットは多い。
もっとも、どれだけ転勤の意義がわかっていても、知らない地に行くのは、いくつになっても気が重いものだ。
「社をあげてのプロジェクトの立ち上げ要員として、自分が某国の僻地に行く羽目になったときには、意義を一番知る立場でありながら『なんで俺が?』と思ってしまいました(笑)」(前出A人事部長)
楽しい転勤になるかつらい転勤になるかは実は本人次第。一生涯の楽しい思い出となるような転勤にしたい。
人が少ない分、いろんな仕事を覚えられるという話はどこへいったんだ!
何の話をしてんだてめえ!!
以上、地方転勤をしたことがない人の地方転勤記事を見てイラッとした広瀬でした。
なお、ぼくを地方に転勤させたクソ企業についてはコチラ↓※有料です。