みなさん、田舎と聞いて良い印象がありますか?それとも悪い印象がありますか?
いったいどちらですか?
ぼくは田舎と聞いて「嫌な印象」しかありません。
というのも、筆者は生まれた時から高校を卒業するまでの18年間、関東の人口10万人程度の街で暮らしていました。
そこは文字通り「自然以外に何もない」街で、小学生くらいまでは自然を満喫していたのですが、中学生になって好きって何?恋愛って何?という思春期に突入した時、「もうこの街では住めない」と思いました。
なぜなら、都会に住んでいる人にはわからないかもしれませんが、デートに行く場所が駅前のドンキホーテくらいしかありませんでした。
人口減少に歯止めがかからないため、最寄りの映画館も廃業になり、水族館や動物園もなく、いったいどこでデートしたらいいっちゅうねんという状態でした。
そんな状態に嫌気がさし、大学進学を機に東京に上京し、大学を卒業して都内の企業に就職したのですが、入社して1年後の転勤で札幌に。
そして、さらに1年後の転勤で旭川に転勤することになり、思い切って転職することにしたのです。
私の人生の中で、約20年ほど田舎にはお世話になったのですが、全くいいイメージはなく、むしろ悪いイメージしかないため、いかに私が田舎を嫌いかについて、書いていきたいと思います。
田舎に住んでいる人は、真摯にこの記事を受け止めて、ぜひ街をより良いものにしていってください。
田舎の嫌なところ
することが少ない
田舎に住むということはどういうことか?教えてあげよう。車をカスタマイズしてFacebookに自慢するくらいしか楽しみがないということだ!! pic.twitter.com/AV2aEQ5DAm
— 広瀬 (@late_hirose) 2018年2月15日
田舎はクソ。中学生での初デートの際、電車とタクシーとバスを乗り継ぎ1時間半くらいかけないとデートスポット(イオン)に辿りつけなかったのだ。その頃はスマホはおろか、Google Mapもジョルダン乗換案内もねえ。分かるか?この不便さを。東京に住んでれば電車で30分もしないで池袋とか渋谷に行ける
— 広瀬 (@late_hirose) 2018年2月15日
私の実家は人口10万人程度の田舎ですが、実家に帰る度に「することがないなぁ…」と痛感します。
東京に住んでいれば、水族館、映画館、動物園、プラネタリウム、ディズニーランドなど、ありとあらゆるデートスポットに電車と徒歩で通うことができますよね。
しかし、田舎は徒歩や電車でどこかに行くことができません。
田舎の移動といえば、自動車です。
しかし、自動車を持っていたとしても、行ける場所といえばイオンやアピタなどのイケてないデパートです。
毎週のように、このイケてないデパートたちに通うことになります。
アナタの人生、毎週イオンに通うだけの生活でいいんですか?
日々の生活が不便すぎる
田舎も定義と田舎度合いによるけど、ぼくの実家の方は最寄り駅まで徒歩30分だし、最寄りのコンビニも徒歩20分。これを田舎と言わずになんというのか。また、最寄りのイオン(都内ではPARCOやマルイ感覚)は、自転車で一時間半から二時間。こんな所じゃ子育てなんてしたくないよね。子どもが不幸になる
— 広瀬 (@late_hirose) 2018年2月17日
田舎にいて痛感すること、それは日々の生活すら不便、生きていくことすら大変ということです。
どうして、近くのスーパーに行くために自動車に乗らなければならないのでしょうか。
東京であれば、徒歩でスーパーに通えます。
田舎の場合は、自動車で20分程かけてスーパーまで行くことになるのですが、保冷剤やクーラーボックスは必須です(笑)
アイスや冷凍食品などの凍った食材だけでなく、肉や魚といった生鮮食品を買う際は、クーラーボックスと保冷剤がないと、スーパーから家に帰るまでの過程で食材が傷んでしまうのです。
田舎って、不便ですよね。
田舎に住むメリットは家賃が安いくらいしかない
【田舎に住むメリット】
・家賃が安い【田舎に住むデメリット】
・人がいないのが最大の問題
・車がないとやっていけない
・何もすることがない
・田舎に残ってる人間の質が低い
・日に日に街が廃れていく
・飲み会をやろうにも最寄りの居酒屋が徒歩30分
・進学や就職で結局都会に出ていくことになる— 広瀬 (@late_hirose) 2018年2月17日
田舎はな…人間の地産地消という深刻な問題が発生している。田舎に生まれた人間の9割は田舎から出たことがないのに「田舎最高~!!」と言っては都会人の真似をしてディズニーに遊びに来る。彼らは生まれてから死ぬまで毎週末イオンに行き、イオンに行き、イオンに行く。子どもができても変わらない。
— 広瀬 (@late_hirose) 2018年2月17日
田舎のメリット、真剣に考えてみました。
というのも、筆者の出身は田舎なので、いいところを伝えたい!という気持ちはそこらへんのブロガーよりは強いはずです。
しかし、田舎のメリットを考えても、特にありません。
しいてあげるなら、家賃が安いことくらいですが、家賃が都会と比べて安いということは、田舎の企業の給与も低いということなので、一概にメリットとは言えないんですよね。
また、都会では車がなくても生活ができますが、田舎では車が必須です。
となると、税金やらガソリンやらの維持費で、都会で生活するよりも田舎の方がかえってコストは高くつく可能性もあります。
本当、田舎のメリットって一体なんなんでしょうか?
誰か、教えてください。
就職先を選べない…
田舎の人間は、こぞって工業高校や商業高校に進学する。彼らは努力が出来ない人間だ。故に誰でも入れる偏差値の低い高校に入らざるを得ない。そんな彼らを待ち受けている仕事は…工場での生産の仕事や、ドカタなどのブルーカラーの仕事。もしくはイオンの販売員やコンビニ店員くらい。これが現実なのだ
— 広瀬 (@late_hirose) 2018年2月17日
田舎に住む人は、就職先が選べません。
私と同じ中学に進学していた人たちは、「自動車系の工場」「土方」「スーパー・コンビニのレジ打ち」「イオンに出店しているショップの販売員」に就きます。
人には人の人生があるので、「仕事なんて何でもいい」「生きていけるだけのお金があればいい」という非常に体たらくな人であれば、田舎は向いているかもしれません。
しかし、「自分の望む人生を生きたい」とか、「具体的に何をしたいかは定かではないけれど、刺激的な・楽しい人生を送りたい」という人には田舎は向かないことでしょう。
田舎に住む人は性格が悪い
田舎の高校受験は地獄だ。合格発表の日、担任から合否を告げられるのだが、私立の滑り止めの一番最底辺のランクに受かって感極まって喜ぶアホもいれば、そのアホに対して「ちょっと!落ちて悲しむ人がいるのに喜ぶのは不謹慎じゃない?やめなよ。」と止めるバカもいる。最底辺のランクに落ちるやつも…
— 広瀬 (@late_hirose) 2018年2月17日
高校を卒業するタイミングで中学の同窓会があった。車で迎えに来てくれたのだが、驚くべきことに前の車がドアを開閉しながら走っているのだ…!!前の車はもちろん同じ中学だったやつが乗ってる車だ。ぼくはこれを見て、田舎民とはキッパリ縁を切ろうと思った。それ以来同窓会に行くことはななくなった
— 広瀬 (@late_hirose) 2018年2月17日
田舎に住んだことしかない人・都会に偏見を持っている人が「田舎の人は暖かい」なんて言ったりしますが、嘘です。
私の見てきた田舎では、田舎に住んでいる人は性格の悪い人が多いです。
特に、勉強ができる人に対する嫉妬はひどく、高校受験に受かって(名前を書けば受かりはするような低レベルな私立高校)喜んでいる人がいたら、「落ちている人もいるんだから、喜ぶのはやめなよ!」という指摘が飛び交うような環境です。
マジで田舎に住んでいる人は性格が悪いと思います。
都会は楽しい
結論、田舎から都会に出た方が生きていきやすい。なぜなら同じバックグラウンドを持った人たちが都会には沢山いるからね。不便な田舎を変えるより、便利な都会に出た方が簡単に生活を変えられるよ。どう考えても都会に出てくる方が似たような人が集まるから楽しいし、簡単に生活を豊かにできると思う。
— 広瀬 (@late_hirose) 2018年2月18日
田舎の人は無駄にプライドが高い何にもないのにプライドだけはある。「地元最高!」という謎の地元愛だ。
田舎でしか生活したことがない人は、フラットな視点で物事を考えることが出来���い。休日にイオンしか行くところがなくても、コンビニに徒歩30分かかっても、それが当然で、他の世界は知らない。— 広瀬 (@late_hirose) 2018年2月18日
田舎に住んだことがある人しかわからない、田舎のリアルな話
皆さん田舎に幻想を抱きすぎだと思うんですが、小学生でタバコを吸い始め、中学生になれば長期休みの間に他校の窓ガラスを割って、「○○中学校 参上!!」と黒板に書き残していく奴らもいるし、高校になると年一回は必ず「暴走族の勧誘には気を付けて下さい」というFAXが警察からくるのが田舎です。
— 広瀬 (@late_hirose) 2018年2月19日
田舎だと確かに生活コスト(家賃・食費)は都会よりかからない。ただし、自動車の維持費(ローン・ガソリン代・税金等)とか、田舎企業の給料の差分とかを考えると田舎に住むことは総生活コストが本当に低いのかどうかはきちんと考えないといけないと思う。大企業で地方転勤なら別だけどね。ぼくでした
— 広瀬 (@late_hirose) 2018年2月22日
田舎に関しては良い印象が全くないので、歯に衣着せぬ物言いをすると、悪い話しかできません。
でも本当にクソなので、クソなことはハッキリとクソ!!と言わないといけないと思うんですよね。
昨今「田舎へ移住しよう!」みたいなPR記事だとか、「まだ東京で消耗してるの?」と言って、田舎に移住している有名人だとか、増えてきました。
でも、田舎ってそんなに良いところじゃないんです。
田舎に住んでいる人は田舎の良さしか語りませんし、田舎に移住した人は移住してよかったとしか言いません。
でもそれって正しいのでしょうか?
データにもある通り、田舎からは人が減り、都会に人が集中してきています。
これがどういう意味か、きちんと考えたことがありますか?
今の仕事が嫌になり、東京が嫌になり、地方に助けを求めているのかもしれませんが、仕事をやめて地方に行くと、再度転職活動をしようと思っても、距離的な制限や時間的な制限があり、かなり大変になると思います。
ぼくも北海道の旭川に住んでいた時は転職活動がすごい大変でした。
面接を受けるために飛行機で東京まで来たり(自腹で)、ホテルを予約したり、有給をフルで活用したりと、非常に大変な思いをして転職活動をしてきたので、この記事を読んでいるみなさんにはぼくのように嫌な思いをしてほしくないんですね。
なので、田舎という理想郷はないよ、そんなものは書き手が都合の良いことを書いてるだけだよ、とこの記事で主張したいのです。
ぼくが田舎を大っ嫌いな理由
田舎が嫌いな理由はたくさんありますが、田舎が嫌いな理由は、そこに住んでいる人たちが嫌いな人種だからです。
中学生の時にさかのぼりますが、クラスの同級生をみていて、疑問に思うことがありました。
彼らと過ごす時間は、「楽しいと言えば楽しいけれど、この人たちと人付き合いをしていて本当に良いのだろうか…。」
と思ってしまったんですね。
何故なら、勉強ができないくせに「勉強なんて何の意味があるかわからない」と言って勉強をしない同級生や、暴走族に加入する同級生、万引きや喫煙などの罪を犯す同級生を見ていて、この人たちと同じだと思われたくないという意識が日に日に強くなっていきました。
「勉強?する意味が分からないからやらない」と言っていた人の末路
「勉強?する意味が分からないからやらない」→工業高校に進学する人の常套句でした。
そう言って彼らは工業高校に進学し、ブラックな肉体労働に従事することになっていました。
当時付き合ってた女の子は、学力の問題で工業高校を目指していました。
俺も!そのせいで!!工業高校を受験しようと思ったら全力で教師に止められました。
止めてくれた教師には感謝状を贈りたいです。
本当にありがとうございました。おかげでぼくはそれなりの大学に進学でき、それなりの企業に就職し、それなりの人生を東京で歩むことができています。
「君の学力で工業高校はもったいないよ。」当時は彼女と別の高校に行くことが嫌で、先生からの助言も「俺のこと何もわかっていない!」とヘソを曲げてしまっていましたが、今になって工業高校に進学しなかったことの意義が身に染みてよくわかります。
工業高校を卒業した友達は、上述の通り肉体労働か、はたまたそこらへんのホームセンターのレジ打ちか、イオンでアパレルに勤めるくらいしか選択肢がなかったのです。
田舎は立地も悪い(泣)
徒歩圏内には何もない
続いて立地です。
立地。
まずですね、自宅から最寄り駅まで徒歩30分です。
東京だったら30分も歩けば1駅や2駅くらいは軽く歩けるでしょう。
しかし地方は駅まで徒歩30分なのです。
したがって、自動車がないと生活はできませんし、自転車ですらほしいところです。
また、最寄のコンビニも徒歩20分はかかります。もはや最寄という言葉の定義すら疑ってかかりたくなりますよね。
そんなところで生活してみてください。
「田舎ってクソなんじゃ?」と思えてきますよ。
自分が高齢者になった時、自動車でスーパーに買い物に行けますか?
その時にスーパーがある保証もなければ、自動車に乗るリスクもある。
ぼくの親は田舎で自動車に乗って生活していますが、事故に巻き込まれたり、事故を起こしたりする可能性もあるので、個人的には自動車には乗ってほしくないです。
デートスポットに自転車でいけない
中高生の時にデートでどこに行くか?が悩みでした。
本当はパルコで服を買い、サンシャインで映画を観る…みたいなデートに憧れがあったのですが、自転車で行けるところといえば激安の殿堂 ドン・キホーテくらいしかありませんでした。
残念なことに、ドン・キホーテに行っても日用品や食料品しか売っていないため、彼女と一緒にプリクラを撮ることもできなければ、映画を観ることもできません。
田舎には何一つ娯楽がないのです。
「電車を使えば良いじゃん」と思う人がいるかもしれませんが、電車を使ったら間違いなく一日潰れます。
学校帰りにふらっと制服でデートがしたいんですが、そんなことをしている余裕はありません。
例えば電車を使ってデートできる場所(イオン)に行ったとしても、片道2時間くらいかかりますからね。
しかも、バスorタクシーと電車を乗り継いでようやくなんとかなるレベルです。
ぼくは中学生の時にイオンにデートしにいこうとしたのですが、やはり同様の問題で躓くわけですよ。
もうね、みじめったらない。
東京だったら電車一本で済む話じゃないですか。
それをなんでこんな苦労しなきゃいけないんだろうな…と過去を振り返って悲しい気持ちになります。
田舎とは、何もないクソさを許容して、質素に暮らすことを強いられる修行の地
実際に田舎に20年近く住んでみて感じましたが、田舎とは何もないクソさを許容して、質素に暮らすことを強いられる修行の地 であると感じましたね。
「田舎は何もないから、自分が何かできる余地がある!」という地方移住者を見かけますが、「あなた一人にできることがあるなら、もう既に田舎は変わっているよ。」と教えてあげたいです。
「良い方向に変わらないかな、変わってほしいな」と思って田舎に18年ほど住んでいましたが、家から徒歩5分のコンビニは潰れ、中高生の拠り所のマクドナルドも駅前にあったにもかかわらず潰れていました。
文字通り、ヒロセの住んでいた田舎は何もなくなっていきます。。。
クソな田舎から脱出する方法
思い切って転職するというのが田舎から脱出する唯一の手です。
田舎で毎日をなんとなく過ごすより、「都会で消耗してるの?」と煽られながらも、物も人もあふれている東京で生活する方が格段に楽しいと思っています。
ヒロセは大学進学という転機があったので、都会にくることができましたが、田舎に転勤になった時は腹を括って自分から東京に行くというアクションを起こしました。
都会というのは単純にヒトとモノが多いだけですが、ヒトとモノが多いだけで解決できる問題は山ほどあります。
例えば、「恋人ができない」という問題。
田舎は純粋に人が少ないので、恋人ができにくいだけなんです。
アナタの性格が悪いから恋人ができないわけでもなければ、容姿に問題があるから恋人ができないわけでもありません。
人がいないから恋人ができないのです。
東京で仕事を見つけて、恋人まで見つけられたら素敵だと思いませんか?
ヒロセは東京に出てきて何度も恋人を見つけることができたので、東京という街にも感謝しています。
頭が上がらないですね。
とは言え、1にも2にも職がなければ恋人だなんだと言っていられないので、まずは職探し、つまり転職先を見つける必要があります。
そこでオススメなのが、マイナビエージェントという転職サイトです。
マイナビエージェントは首都圏に強いという強みを持っているので、地方から転職する際にも間違いなく役に立ちます。
転職系だとリクルートエージェントなんかもありますが、リクルートエージェントを運営するリクルートキャリアは最近就活生の内定辞退予測データを勝手に売っていたので、お勧めできません。
仕事をしていると忙しく、自分で転職先を見つけることも困難かと思いますので、自分の代わりに次の転職先を見つけてくれる転職エージェントを利用すると効率よく転職活動ができます。
いまヒロセは2回目の転職活動中ですが、2回ともマイナビエージェントにはお世話になっています。
最近話題のビズリーチと違って利用してもお金がかからないので、金銭的な心配もありません。
転職活動は大学生の時の就職活動とは違い、エントリーの時期や面接の時期に制限がないため、転職サイトに登録をしていない間にも転職案件はで続けます。
なので、「今すぐ転職する必要はないかな…」と思っている人も、「とりあえず登録して、転職エージェントに希望を伝える」くらいしておくと、「辞めたい」と思った時にすぐに行動に移せるのでオススメです。
ヒロセも積極的に転職活動を行ってはいないものの、マイナビエージェントさんに転職案件を紹介し続けてもらっていて、良さそうな企業があったら書類を出して面接に行っています。
転職というチャレンジをせずに後悔するよリモ、ダメはもともとというスタンスで気軽に転職活動を始めてみるといいでしょう。
ぜひ試しに登録してみてください。
ヒロセは転職して東京で働くことができて、本当に良かったと思っています。
あの時転職していなければ、出会うことができなかった女の子が何十人、いや、何百人といます。