タワーマンションの最上階に住む、ということ。
それは、タワーマンションという狭いヒエラルキーの頂点に立つこと。
ただし、意味はない。
Twitterのアイコンもヘッダーも、当時住んでいたタワーマンションのものだ。
そんなタワーマンションの素敵な内装を紹介しつつ、タワーマンションの最上階に住んだからこそ味わうことのできた出会いについて、今回は書いていきたいと思う。
↓エントランス
↓エントランスにある絵と像(猫)
↓エントランス(天井)
↓エントランス(横)
↓エレベーターホール→エントランス
↓エレベーターホール
時計の時刻は24時。
エレベーターホールに、恐らく酔っぱらっている女性が壁にもたれかかっていた。
「大丈夫ですか。」と聞くと「大丈夫です。」と一応返事はきた。
エレベーターが来る。
乗って、カードキー(鍵じゃなくてカードなんですよね。)をエレベーターのセンサー部分にかざすと、住んでいる階を押せる仕組みだ。
※ただし、最上階と最上階マイナス1階に関しては、他のカードキーと種類が違って押せない。(色も黒)
そのため、カードキーをかざして最上階を押し、「何回ですか?」と聞くと、
「25…え、一番上!?」ととても驚かせてしまった。
「そうなんです。」兎に角とても酔っぱらっていたので、「そんなことより、飲みすぎたんですか?一人で部屋入れます?」と聞くと「うーん…大丈夫」とこれまた一応返事がくる。
「なんか嫌なことがあって飲みすぎたパターンですね。」と言ったところで25階に到着。
「一人で大丈夫ですか?」もう一度聞く。
「大丈夫~」足が動いてなくて大丈夫じゃない。
仕方がないので部屋まで送ることを決意。
「じゃあちょっと、部屋まで送るので」そう言ってエレベーターを降りた瞬間、抱きつかれる。
「飲みすぎちゃって~」
「なんで?」
引っ張って動かそうにも、動こうとしない。
「彼氏とうまくいってなくって、友達に愚痴ってた」
「もう30歳だから、オバサンなんだよね、私。抱きたいとも思わないでしょ?」
「分かったじゃあ、俺の部屋いこう」
そう言ってエレベーターで駆け上がる。
最上階につくと…まず絵が出てくる。
「は????????????」
「俺の趣味じゃなくて最初から飾ってあったよ。」
次に像。
「なんでこんなのあるの????????」
「知らない。最上階だからじゃない?」
玄関
「玄関もうちと違う…」
「そうなの?毎日見てると慣れるよ。」
ベランダから真下を見た図
「高いね・・・。」
「高いよ。そりゃあ〇〇階だからね。」
因みに昼
夜
話を戻して、「なんで彼氏とうまくいってないの?」
「彼氏がバンドマンで」
彼氏がバントマンね…バンドマン?ロックマン的なEXEかな?
「私はそろそろ結婚したいんだけど、してくれなくて。」
(そりゃあ、バンドマンじゃ養えないからなぁ…)
「もう30のババアで、やりたいとも思わないでしょ?」
(また始まった・・・)
後日、マンションのエントランスで、ギターかベースを持った恐らく彼氏と、こちらの女性とが手を繋ぎながら入ってくるシーンを目撃した時、何とも言えない気持ちになりました。
※引っ越すまで3回くらいあった
O型でした。