今回は実際に転職するまでに、上司とどんな感じのやり取りをしていったのかを書こうと思います。
転職を考え始めた時期について
転職を考えた始めたのが2016年の12月。
社会人2年目の冬でした。
丁度冬のボーナスの査定があって、課長と話す機会が巡ってきました。
そうでもなければ、辞める/辞めないの話なんて中々する機会がなかったので。
今は転職して状況が変わったので少し違うが、前にいた会社は基本的に経費で
飲食費を落とすことができない会社だったので、社外の付き合いはほぼなし。
で、仕事のやりがいとか、不満とか一通り形式ばったことが聞かれました。
辞めたいなと考えたタイミングで、45歳で未婚のおばさんが退職すること
になりました。
そこで、部長が丁寧に「希望の部署に異動出来たら辞めないか」を聞いていた
ので、淡い期待を胸に、転職を考えていることを打ち明けました。
するとそこで返ってきた答えは「(辞めた人の穴埋めで)君の担当する会社を1月から
増やそうと考えているから、転職したいと聞いてびっくりしている。私でも誰でも
いいから、悩んだらまず相談して。」という非常に頼りない回答だった。
きっとこの頃はまだ、辞めるだなんて1ミリも思われていなかったんだろうなと
今思い返すと感じます。
正直に話すと、担当する会社がふえた所で自分の評価が上がるかというと、そういう
訳でもない。だからこの言葉を聞いてやる気が増えることはなかったし、転職活動を
始めようと思っていた矢先に「急に仕事が降ってきて」転職活動を阻害されることに
なるのは、非常に不愉快極まりなかった。ただ唯一の良かった点は、自分のいた本部内
で、恐らく自分の担当している店舗数が誰よりも多いという感覚だけだった。
そんなこんなで担当する会社が5社から11社に倍増し、残業時間も見事に倍増した。
40時間/月の残業時間が76時間/月 に。
この頃の仕事のクオリティは決して褒められたものではなく、なんとか無難に済ませて
いたレベルだったと思う。というよりは、時間を割いて数字を変えられそうな所だけ、
重点的に力を入れて仕事をした。
この時、課長→課長+部長と面談をする機会があったのだけれど、結論何も変わらない
という話を30分くらいされた。
その中でも一番印象に残っているのが、
「サラリーマンが会社に対して自由に行使できる唯一の権利は、退職だ。」
という、身もふたもないような話。
ここで感じたことは、相談なんてしても何も変わらないということ。
何にも変わらないと最初からあきらめていたらしょうがないのかもしれないが、
会社という組織に所属している以上、組織が変わるのを待たなければどうやら
転勤すらかなわない状況だということが分かった。分かっただけでも有難かったと思う。
後、これを見ても転職先が決まる前に辞めると直談判するのは絶対に止めた方がいいです。
それは分かったうえで、言ってしまったら1秒でも早く転職しなきゃと思うし、
その通りに動かないといけなくなると思ったので、僕は言いました。
2.転職を切り出したタイミング については次回!